子どもの記録や、家族との時間を残す方法として、写真を撮るというのは、とても素敵なことだと思います。

もちろん、写真には写真の良さがあります。

一枚の写真には、その瞬間を切り取る力があります。

だからこそ、その写真の背景にある空気感や、その前後の時間を、自分の記憶の中で想像していく余白があります。

それが、写真の魅力なのだと思います。

一方で、僕は最近、写真よりも「ムービー」をたくさん残していきたいと思うようになりました。

なぜかというと、ムービーには、その時間そのものを残す力があるからです。

笑い声。

話し方。

動き方。

その場の空気。

家族の声。

子どもの表情。

写真では残らないものまで、ムービーには残ります。

例えば、一枚だけ写真を撮るのも良いと思います。

でも、その瞬間を、たった5秒でもいいから動画として残しておく。

そうすると、その時間自体が、記録として残ります。

それは、子どもの笑顔かもしれません。

家族の笑い声かもしれません。

何気ない日常の、ほんの10秒かもしれません。

でも、その10秒は、二度と戻ってこない10秒です。

僕の子どもは、今1歳です。

この前、声を出して楽しそうに爆笑している動画を撮りました。

長さにすると、10秒ほどの短いムービーです。

でも、その10秒は、もう二度と撮ることのできない、1歳のその瞬間です。

もし子どもが10歳、20歳になった時、そのムービーを見返したら。

きっと僕にとって、一生の宝物になると思います。

日記を言葉で残すのも、とても素敵なことだと思います。

でも僕は、言葉で記録するよりも、「時間そのもの」を残しておきたい。

だから今は、写真を撮るよりも、ムービーをたくさん残していきたいと思っています。