仕事をしていると、どうしても「良いものを作ること」に意識が向きがちです。

もちろん、品質の高いものを作ることは大切ですし、それは仕事として当たり前のことなのかもしれません。

でも最近は、それ以上に大切なのは、

“相手が納得しながら進められているかどうか”

なのではないかと思うようになりました。

例えば、ウェブサイト制作でも、いきなり完成形を作って見せるのではなく、

「まずはトップイメージを作ってみましょうか。」

「この方向性で大丈夫でしょうか。」

そんなふうに、一つ一つ確認を取りながら進めていく。

すると、お互いの認識のズレも減りますし、「こんなはずじゃなかった」ということも起こりにくくなります。

そして僕は、仕事を進める時に、

「こうしてください。」

と一方的に進めるよりも、

「こういう方法もありますし、こちらの方法もあります。」

「現在こういう点が考えられますが、どうされますか。」

と、選択肢を提示し、最終的な意思決定を相手に委ねることを大切にしています。

そうすると、相手自身が考えて選び、決めたという納得感が生まれます。

その納得感があることで、安心感にもつながりますし、後々のトラブルにもなりにくい気がしています。

結局、仕事というのは、一人だけでは成立しません。

クライアントであっても、社内であっても、相手がいて初めて成り立つものです。

だからこそ、自分だけが満足する仕事ではなく、

“相手と一緒に進めていくこと。”

そこに、本当の意味での良い仕事があるのではないかと、最近はそんなふうに感じています。